きまぐれ地球散歩
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<ハワイ5 オアフ>2004/3/21 5泊7日 '98ハワイ2<オアフ>'00ハワイ3<マウイ&オアフ>
'03ハワイ4<オアフ>もご覧ください
宿泊: ワイキキビーチタワー ・ モアナサーフライダー
飛行機: 全日空
旅行代理店: 自分で手配
総合
評価
旅行代理店 利用していません
ホテル(モアナ)★★★★
 (ビーチタワー)★★★
飛行機   ★★★★
移動手段 ★★★★
食事    ★★★
観光    ★★★
買物    ★★★★
費用    ★★★★

総合   
今回の感想:今回はいつもの通り会社の保養所利用のつもりで、しっかり申し込みを済ませていたのですが、直前になって現地の管理会社から「ブッキングしていて連泊できない!」との報告が・・・。きまパパが会社と協議してくれ、すぐ近くのモアナサーフに泊まれることになったのはラッキーでした!ただ、ハワイはいまだかつてないほど涼しくて、お天気が変わりやすく、子供が体調を崩してしまったのでした。ババ連れだったので、ババには大変な思いをさせてしまいました。
今回の反省:私たちのせいではないけど、現地はいつもより涼しく長袖が必須。このためなのか、子供はまたまた通院するはめになってしまいました。旅行に出発する前は、かなり、かなり家族の体調に気をつけているつもりですが、子供が少し大きくなって油断が出てきたのかもしれません。
今回の参加者:夫婦・娘(6歳4ヶ月)・バァバ〈きまママの母)
今回の費用:約40万円
   (ホテル9万円・飛行機22万円・レンタカー3万円)
出発前 出発までの準備など
旅行の準備に利用したホームページ

 【公式】ハワイ観光局
 【イチオシ】
 モーハワイ へなちょこ・しゅんさんが編集長の「ハワイ好き日本人によるハワイ好き日本人のためのクチコミ情報ページ!。キャッチフレーズ通り、クチコミ情報がスゴイ!! 出発前のあなたの疑問にも、ハワイ通の多くの方が即座に返答を寄せてくれます。
 【個人】
 子連れでハワイヤフーのおすすめサイトにもなっている子連れ旅行のバイブル的ホームページ。トピックス別のノウハウがわかりやすくまとまっています。掲示板には海外旅行好きのファミリーが大勢集まっています。

現地の今のお天気は?
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1日目
3/21
(日)
自宅
↓ タクシー
日暮里

成田空港
   NH1052 20:15発

ホノルル空港 8:10着

レンタカーを借りてウォルマートへ



パンダキュイジーヌで昼食


モアナサーフライダーにチェックイン


モアナサーフのお部屋

モアナサーフライダーのシンボル大きなバニアンツリー(ホノルル市の天然記念物)

きまママ&娘はモアナのプール

チーズバーガーインパラダイス

前日の夜、きまママの母→バァバが自宅来た。一緒にパッキングをしたり、ガイドブックを見て予定を考えたりした。彼女にとってハワイは初めてなので、とても楽しみにしているみたい。
当日、最後のパッキングの確認をして、ゴミ出し&ビデオ録画、戸締り確認して出発!すでに座席は決定しているので、焦る必要はないけど家にいても退屈でする事もないので。
日暮里に着くとからスカイライナー出発時刻まで少々時間がある。すぐに特急が出るということで今回は、スカイライナーを利用せず、普通の特急に乗った。最初は座れなかったけど、バァバだけはすぐに座れることが出来て良かった!スカイライナーよりは安いが、あまり旅行に行く!って感じはしない。荷物も多く、バァバもいたのでスカイライナーにすれば良かった。
春休み中ということで混雑しているだろうと予想していた空港は、思いのほか空き空きで今までで一番人が少なく感じるくらい。早速チェックインを済ませ、荷物を預けると、着いてすぐ使う用の米ドルをトラベラーズチェックと現金に両替した。その後、簡単なものを食べてから本などを購入して、入国審査へ。ここも人はまばら。いつものように娘をキッズのプレイルームで少し遊ばせ、機内へ。
飛行機の座席配置から、4人並んでの座席はなかったので、窓際から2人で前後2列に座った(前きまパパ&娘、後ろ私&バァバ)。娘はファインディングニモをエンドレスで見たり(すでに見ていたけど・・・)、ゲームをしたり塗り絵をしたり(パパは寝ていたみたいで怒ってた)、相変わらずマイペースでおとなしく過ごす。後ろの私とバァバは、早くも機内でショッピングしたり・・・。と思えば、バァバはさすがに年なのか、3時間を過ぎたあたりから「お尻が痛い!腰が痛い!」と眠れない様子。可哀想だけど、枕をはさんであげるくらいしか出来ない。
バァバにとっては「やっとやっと到着〜〜〜」ってホッとするのもつかの間。飛行機を降りればムア〜っとする湿度と暑さ。空港内のバスも入国審査も待たされて、ずいぶんアチコチで子供の泣く声が聞こえていた。とにかくやっとオアフに到着しました!
ラゲッジをとって外に出ると、すぐレンタカー会社のバスが来てそれに乗って事務所へGO。ネットで予約をしていたので手続きは簡単、パパも慣れたもので、すぐに車を借りて出発。ここのところ年に1度は渡ハしているので、道もわかっているパパ。ウトウトする私たちを乗せ、予定していた通り「ウォルマート」へ直行!
早朝の到着でも24時間営業のスーパーがある限り、行き先には困らない。この日はおかしな天気で、晴れ間が出たと思えはポツポツ来たり、そんなに長く降るわけでもなく沢山降るわけでもないけど、雨粒が大きいので濡れるとイヤだ。やっぱり車は便利で、空港から40分弱でウォルマートに到着しました。
バァバにとっては初めてのアメリカンハイパーマーケット、あまりの大きさに驚きながらも、さすがに疲れが隠せないバァバ。娘はさすが子供、元気におもちゃ売場にダッシュ!私たちもブラブラと、現地で使うサンダルや水などの買出し。バァバ&私は安いパンツ(ズボンね)やTシャツを見て回り、タンクトップや子供の下着も購入。すごい大きなベビーベンチ付きのカートを引き回したけど、さすがにそんな量にはならない。当然だけど。
買い物を済ませお昼を食べるためホノルルへ向かう。ホテル近くにしようか、アラモアナSCにしようか、いろいろ迷ったがいつも渡ハすると行く中華レストラン「パンダキュイジーン」で飲茶ランチに決定。ここはすでに何回も来ているが、最初に来た時より徐々に味が落ちてしまっているような・・・。それでもワゴンで周ってくる飲茶はホカホカだし、最後に食べるマンゴープリンは美味しいからきっとまた来るんだろうなぁ。
昼食後、疲れ&満腹でみんな眠い眠い!ちょっと早いがチェックインすることにした。15時少し前にモアナサーフライダーに到着、車から降りると、ステキなレイを首にかけてくれ、いかにもハワイらしい!バァバ感激!!チェックインは出来たが部屋の準備にまだ少々かかると言われたので、みんなで海まで散歩に出た。相変わらず時々ポツっと雨が降るが、娘はそんなことお構いなしで、水着でもないのに海遊びを始める。案の定数分で服は濡れ始める。目の前に海があるのに、濡れないようにおとなしく遊ぶなんてことは、まだまだできないんだ。
部屋の準備ができ、3階の部屋に案内される。中庭のバニアンツリーが見える(もちろん海も見える)ステキな部屋。「まるで映画のよう」と連発するバァバ。本館はたしかに新しくはないが(どっちかというと古い)、アンティークな感じで、ワイキキ初のホテルらしい風格。きまぐれ一家はいつも会社の保養所を使わせてもらっているので、なかなかホテルに滞在することはない。今回は貴重なハワイ滞在になりそう。
さて疲れているきまパパ&バァバは、部屋で夕方まで一眠りするという。娘は当然プール&海に行きたいとうるさい。となると・・・私がついて行くしかないんだよなぁ。ほんとは眠いけど、年のバァバと運転したパパには言えない。頑張って水着に着替えて行きましたよ。
水着で外に出ると、思ったより風が涼しい。陽射しは暖かいが、水温は上がっていないようで、プールの水はなかなかの冷たさ。海はどうか・・・プールよりは暖かいが、一度でも出るともう2度と入れないだろう。娘は浮輪で波に乗って楽しそう、反面私はまるで温泉にでも来たように、首までしっかり海水に浸かり動かない。「一緒に泳ごうよ〜〜」の声に仕方なく沖に出る。こういう時驚くのは、外人さんて寒さを知らないの?ってこと。私はすごく寒いのに、結構いい年のご年配の方々が楽しそうにスーイスイ、じゃぶじゃぶと泳いでいたりすると、「まぢ?」って感じになっちゃうのです。そんな感じで、プールとビーチを行ったり来たりして1時間あまり。さすがに日が傾き始めて、娘も寒くなったのか、お次は砂遊びに移行。さすがにモアナサーフはプライベートビーチなので、ワイキキビーチにパラソル&チェアが用意され優雅。そこに座り私はマンウォッチング、彼女は熱心にサンドキャッスル。暖かい陽射しに居心地の良いリクライニングチェア・・・もう私は眠くて眠くて。早く部屋に帰りたいよ〜〜〜。夕方になりやっとやっと満足した娘。はぁ〜、私も一仕事終えたわ!
部屋に戻るとバァバ&きまパパはまだ熟睡。私たちがお風呂に入って出てきても、まだ寝てる。疲れてるんだろうけど、そんなに寝てると時差ぼけになっちゃうわよ。「そろそろ起きて夕食に行こうよ〜、お腹空いたよ〜」と私と娘。
やっと起き出しまだ寝ぼけ半分の二人を連れ出し、ビーチ沿いそ歩き数ブロック先の「チーズバーガーインパラダイス」へ。前回の渡ハで初めて行ってとても美味しかったので、ぜひ今回もと計画していたのだ。お店は混雑していて1時間弱待ったが、その間近くのお店をブラブラしていた。久しぶりに食べたチーズバーガー、私は美味しかったが、バァバには若者のお味はしつこすぎたかな?
食後ホテルに戻り、やっと横になった。長かった一日がやっと終わる。ハワイは楽しいし大好きだけど、この初日の疲れだけは何度きてもキツイ!ばばにはもっときついんだろうなぁ。楽しい・大好きって思ってくれるといいな〜。たった1泊だけのモアナサーフライダーなのに、疲れていてすぐに寝ちゃった・・・残念!
2日目
3/22
(月)
テラスで朝食

ホテルショップでキルトを購入してチェックアウト

お向かいのビーチタワーにチェックイン

アラモアナSCへ
 
10周年のオールドネイビー

ダイエーで食料調達

コンドで夕食

ワイキキをブラブラ
DFSの正面にある水槽
昨夜は早々にベッドに入ったため、目覚めは快調。ばばも元気そうで安心。早速、サーフライダーのシンボルツリー、バニアンツリーがある「バニアンベランダ」にて朝食をとる。滞在すると子供の朝食はフリーと聞いてビックリ!卵やハム類、ジュース、パンの種類を選ぶ。まず運ばれてきたのは、朝食なのに前菜風のオードブル。一段目はジャムやバター、2段目はスモークサーモンやテリーヌなど、3段目はいろいろな種類のパン。とにかく3段ともタップリ。朝からサーモン?と思ったが、食べたら全然臭みもなくってレモンをかけ、どんどん食べられちゃった。もちろんサクサクのクロワッサンと一緒に。娘もクリームチーズのデニッシュが気に入った様子。もちろんこれで全てじゃない、次はメイン(?)の卵料理。いろいろ希望を伝えたが、しっかり伝わったようで希望通りの調理法で、こちらもメチャクチャ美味しい!バァバと娘はいわゆるハッシュポテトが気に入ったみたい。たしかにマックのそれとは違い、お芋も玉ねぎもちゃんと主張していたし、外はカリッ中はほんわりで美味しかった!とにもかくにも何を食べても美味しい洋食の朝食で、お値段は高いが文句なしの内容&雰囲気で、みんなが大満足でした。
昨日チェックインしたばかりなのにもうチェックアウト・・・荷物をまとめてフロントへ。きまパパがチェックアウト担当、待つ間バァバはホテルのショップで早くもハワイアンキルトにクギ付け。あの年代はキャシー中島がキルトを広めたようで、バァバも「キャシー中島の作品もすごかった!」と感心して結局バッグをご購入していた。車に乗り込み向かい(歩いた方が早いくらい)のビーチタワーへ移動。お昼前だったので部屋の準備がまだとのこと、チェックインをして荷物を預けた。
車でアラモアナショッピングセンターへ。パーキングに車を停めると目の前はちょうど「ヒロハッティ」、ハワイアングッズがたくさん並べられ、バァバはお土産を選び始めた。娘&パパはフラフラとCDショップへ。その後は「オールドネイビー」「ディズニーストア」「GAP」「セフォラ」などなどをブラブラ。あまり天気が良くないせいか、ショッピングセンターは結構な人出でどこのお店も混雑していた。春休みだから子供連れもいつも以上に多いんだと思う。ところで、ハワイには何回か来ているけど、スコールのような雨はよくあることだが、シトシトと長く降ることや経験がない。太陽が出ないせいか気温も低め。海が大好きな娘にはかわいそうだけど、今日は泳げそうもない。
朝食をしっかり取ったため、お昼を過ぎてもみんなあまりお腹が空かない。3時過ぎアラモアナの裏にある「ダイエー」で食料を購入。今回は人数も増えたのでお米もハワイで買った。以前食べたが安くてまあまあ美味しい。野菜・お肉・エビ・卵・飲み物などなど、今夜からコンドで自炊するので(作るのは私・ママ)必要な物を買う。デカイお肉のパックや巨大ピーマンを見て、バァバったら「味も大味そうだねぇ」だって。バァバはさっきのアラモアナといい、ダイエーといい、なんでもすべてが大きい事に驚いたようだった。たしかに食料品はパックも個々のサイズも驚くほど大きいし、水着などの衣料品も「ん?」と思うサイズの物もある。なのにお値段は日本の半額(食料品は特に)だもん、そりゃあバァバじゃなくても驚くよね。
ダイエーからコンドに戻ると、当然部屋の準備はできて荷物も運ばれていた。24階のダイヤモンドヘッド寄りの部屋から見る景色は最高で、バァバはラナイに出て感動してなかなか部屋に入ってこない。この部屋はリビングダイニングからの景色がダイアモンドヘッド&ビーチ、寝室からは街側のため、昼間はビーチを眺め夜は街の夜景を見ながら寝られるのだ。私はもちろんビーチのマリンブルーと空のスカイブルーの差が美しいビーチ側の景色も好きだけど、ベッドルームから見る夜景も大好きなの。街のオレンジの灯りがまるで川の流れのように見えて、とってもロマンティックだからオススメ!このコンドの一室はパパの会社所有のため、きまぐれ一家は他の部屋を知らないの〜。いつかぜひ体験してみたいな!そんな訳でバァバもメチャクチャ気に入ってくれたみたいです。
荷物を解いて、食料品を冷蔵庫に納めると早速夕食の準備に取り掛かる。ここを含めアストン系のコンドは炊飯器付きだから、古い機種とはいえとってもラクチンにご飯が炊ける。今日のメニューは鶏の照り焼き・サラダ・冷奴・お味噌汁など。簡単メニューだけど、娘やバァバには日本食が大好評だった。
夕食後みんなでワイキキショッピングに出かける。カラカウア通りを歩くと、至るところでストリートパフォーマンスを見せてくれていて、新聞を巻いて全く動かない人など娘は大喜びしていた。あちこち覗きながらDFSへ。水槽の魚を見たり、バァバはウォーターマッサージ機に入ったりと、買い物はしなかったけど(あ、ゴディバのチョコレートを買ったっけ)楽しめるDFS。
ABCストアでアイスを買って、コンドに戻る。
ところでどういう部屋割りになったかというと、ビーチタワーは2ベッドルームなので、主寝室(キングベッド)をきまぐれ一家、もう一つの寝室(ツイン)をバァバって状態でした。それ以外に各部屋にバス&トイレ、洗濯機などもあり、2家族で利用するのがベストなコンドなのですよ。
3日目
3/23
(火)
ムスメ体調不良

バァバは半日観光へ

この〜木なんの木気になる木

カメハメハ!

一家はドクターズオンコールへ



ランチ調達でアラモアナへ

バァバはビーチでフラダンス見学


きまママ&バァバはショッピング
昨日の夜中から「ふんふん〜」って泣いたり寝たりしていた娘。慣れない環境で眠れないのかと思っていたら、朝方から「お腹が痛い〜」と言い始めたではないか!!!眠いパパとママは出るものが出ないから痛いんじゃないの?と言って、娘をあやしごまかしていたものの、ちょっと普段とは違う娘にイヤ〜な予感はしていた。朝になっても、時々思いついたように痛みを訴える娘。ずっと痛い訳じゃなさそうなのが救いだけど、良くはなりそうもない。かと言って発熱や嘔吐など、他の症状もなく持ってきた薬はあるが、何を飲ませたらよいかわからない。もちろん食欲もなく、ボーっとTVを見たりお絵かきしたりしながらもたまに痛いらしい。
本来ならば、今日は車で島内一周観光にバァバを連れ出して、ドールプランテーションやポリネシアカルチャーセンター見学に行こうと計画していたのだが、この様子じゃ無理と判断。かといって大人3人が娘に付いて、1日中コンドの部屋じゃもったいない。特に初めてのバァバには、いろんなハワイを見せてあげたい。そこで現地の日本語ツアーに行ってみないかとバァバに提案してみた。バァバもここに居ても仕方ないと思ったのか、行ってみたいと言ってくれた。現地の情報誌やガイドブックなどを見て、きまパパがリサーチしてくれ、当日でもOKでお値段も納得いくツアーに参加することになったバァバ。
30分後コンドの下に迎えが来た。どうやらツアーとは言うものの参加者はバァバ一人だけで、ドライバーは電話で話した受付の日本人女性らしかった。とにかく半日で可能な範囲で、オアフを観光させてあげて欲しいと伝えると、明るい声で引き受けてくれた。10時半には出発して、ひとまずバァバの件は安心。
相変わらずの娘、お医者さんに行く?と聞いてみると行くと言う。こりゃあ本格的だ!成田で加入してきた保険のガイドで調べると「ドクターズオンコール」が近いとわかり、直接電話して様子を聞いてみた。予約は不要で、今なら空いているとの返事、早速娘を連れパパと3人で歩いて向かう。ドクターズオンコールの入るシェラトン・プリンセス・カイウラニホテルは、ビーチタワーから2ブロックほどの距離。娘は外に出て気分転換できたのか、最初は機嫌良く歩いていたが、また痛みが来たので途中からはおんぶして連れて行った。中に入ると電話で聞いていたとおり空いていて、受付(保険の証書を見せたり、簡単な問診の記入など)を済ませるとすぐに呼ばれた。通訳の日系人のおばさんが付いてくれるし、ドクターは外人だったがとてもわかりやすい英語で安心してお任せできた。まず触診してどこがどういう痛みなのか聞かれ、娘は「ドキ〜ン!って痛いの」と親ですらわかりにくい言葉で伝えると、通訳の女性は「スルドイ痛み」と訳して伝えていた。ふ〜ん、そうだったのか、するどい痛みだったのか・・・と感心するきまぐれ夫婦。その後、検温・検尿などの検査をしてもらい、再度ドクターに呼ばれると「ウィルス性の腹痛、熱が上がったらすぐに来なさい」とのことだった。日本でかかったのかハワイに来てかかったのかは不明だが、最近はそういう症状を訴える患者が日本人に限らず多いと言われた。通訳さんによれば、ハワイが急に涼しくなったものだから風邪が流行ってるんだって。要するには日本でいうお腹に来る夏風邪ってことなのかなぁ?いずれにせよ3種類(抗生剤・腹痛の痛み止め・鼻喉の薬)の水薬をもらい帰った。
とにかく脱水症状には気をつけようと、ABCでゲータレードを買い飲ませたが、もともとポカリやアクエリアス系の飲み物が嫌いな娘は、当然マズイと言って飲まない。でもでも、それ以上に飲ませるのに苦労したのが薬!6歳の娘はすでに水薬は卒業して、ここの所しばらくは粉薬を処方されていたので、ただでさえ水薬は嫌がる。その上アメリカの薬は強烈な甘さで、まるでかき氷のシロップをそのまま飲むようなもの。喉が甘い薬で焼けるようで余計に気持ち悪くなると言って飲まない。1日4回アメやアイスでごまかし、やっとやっと飲ませるのがすごい苦労だった。娘も具合が悪いのに、もっと悪くなりそうな薬を飲まされ、本当に可哀想。
「部屋に戻って寝るのはヤダ〜!どっか行きたい!」と言う娘に、仕方なく車を出してドライブへ。とりあえずランチでもしようとアラモアナに向かうが、途中娘は寝てしまった。薬が効いてきたのか、昨夜あまり寝られなかったからなのか、どちらにせよ寝た方が良いことは確か。アラモアナに着くとパパと娘を車に残し、マカイマーケットにある「ヤミーコリアンBBQ」でランチをテイクアウト。3時になっていたのでバァバが帰って心配しているかも・・・とコンドに戻るとまだのよう。娘は寝たまま起きないし、とりあえずお昼を食べて待つ。相変わらずヤミーなカルビ定食だった←きまパパの大好物!バァバはなかなか帰ってこない。心配になり聞いていた携帯に電話してみると、「今ダイヤモンドヘッドに登っています!もうすぐ降りてくると思いますから1時間弱で戻りま〜す」と呑気な返事。まあ楽しんでくれているようなので良かった良かった。
夕方のんきにバァバ戻る。ノースショア方面はひどいスコールが降っているとのことで、オアフ1周は出来なかったけど、ワイキキ周辺の観光は楽しめた様子。ダイヤモンドヘッドもバァバが思っていたより大変で、登りはラクラクだったけど、下りは足ががくがくしそうだったとか、明日の朝大丈夫なのかしら?バァバに娘の状態を伝え、今後数日どうなるかわからないと言うと、腹を決めたのか「ハワイ島の火山を見たいから一人でも行ってみたい!」と言う。早速、手当たり次第の旅行代理店に電話で値段や空席情報などを聞いてみると、あまりにも急すぎるためなのか、人気のハワイ島までの座席の手配がキャンセル待ちとの返事。とにかくキャンセル待ちを入れてもらい、空き次第連絡をもらうよう手配した。離島への日帰り観光は早朝出発のため、明日の可能性はなくなった訳だ。日程的には明後日しかなく、あとは祈るのみ。
パパがハワイ島の手配をしている間、私は夕食の準備。バァバ用のランチに買ったBBQが残っていたので、それプラスおひたし・野菜炒め・魚の煮付けを作った。バァバはラナイでのんびりしていたが、ビーチで始まったフラダンスの陽気なハワイアンミュージックに誘われるように、そそくさ見学に出て行った。このクヒオビーチ(ハイアットリージェンシー前)での無料ショーは、時間も長く内容も充実していて、ちょうど夕暮れ時で周りはトーチの点火もあったりしてとても楽しめる。うちのバァバも大満足で戻ってきた。
夕食後優しいパパのすすめもあって、バァバとフラっと買い物に出た。ロイヤルハワイアンショッピングセンターのスウォッチ・コーチ・レスポ、インターナショナルマーケットプレイスをまわってコンドに戻る。娘の好きなアイスを買って帰ったが、娘はすでに寝ていた。そんなに遅い時間じゃなかったが、やっぱりダルイのだろう。
洗濯をしながら明日の予定を立てて、日本語放送でやっているNHKスペシャルをみたりしてのんびり過ごす。娘の体調が悪くなり、予定外のこともある旅になってしまったが、バァバは何も言わず楽しんでくれているようで良かった。
4日目
3/24
(水)
きまパパ&バァバ
アロハフリーマーケットへ

バーガーキングでランチ調達

待望のビーチへ


元気になった娘&きまパパ

ビーチタワーから見たサンセット

コンドミニアムで夕食


夜中、娘は昨夜よりは良いようで、あまり起きずに眠ってくれた。だけど朝起きても、相変わらず時々お腹は痛むようで出かけるのは無理そう。朝食後、きまパパとバァバ2人でアロハスタジアムの「スワップミート」へ出かけた。ここは前回一家が行ってとても楽しかったので、ぜひバァバも連れて行ってあげたい所。水・土・日曜のみの開催なので、今日を逃すと行かれない。2人を送り出した後、娘はまたすぐに寝てしまったので、私は日本から持ってきた「大奥」のビデオを見て過ごす。ハワイのコンドで、時代劇を見るなんて・・・なんだかヘンな感じ。4時間ほど娘は熟睡し、昼過ぎに起きたら少し元気になっていた。薬を飲ませ、2人で塗り絵をしているところへパパ達戻る。

バーガーキングでランチを買ってきてくれたので、みんなでそれを食べる。娘もポテトを食べ、バァバたちがスワップミートで買ってきたパイナップルも少し食べた。すごく甘いパイナップルにみんな感激。娘もだいぶ元気になったようで良かった。まずい薬が効いてきたのかな。

遅いランチを終えると、ちょっと元気になり体力が戻ってきた娘がうるさい!天気が良いから海へ行こうというのだ。昨夜までハァハァ言って寝ていた娘だが、今はスッカリ良くなったのか、ソファの上を飛び跳ねたりして元気でウルサイ。天気も良いし、木陰で砂遊びくらいなら・・・ということになり、念のため水着を着させてビーチへ。バァバは泳げないし、水着もないので、部屋でお昼寝をしていると言う。
待ちに待ったビーチに出た娘は、体調が悪かった事がウソのように元気で遊び始めた。砂遊びを30分ほどしていたが、あまり陽射しが強くはないとはいえ暑い!最初は「泳ぐのはダメ!」と言っていたが、あまりの暑さに負けみんなで海へ入る。うぉ〜ん冷たくて気持ちいい!とはいえ、あまり長時間はマズイから、少し泳いでまた砂遊びをする。夕方まで3時間ほど遊び、コンドに戻るとバァバも疲れたのかまだ寝ていた。

シャワーを浴び夕食の支度をしていると、旅行代理店から電話があり「明日のハワイ島観光OK」とのこと。バァバ一人で行かせるのは、話し相手もいなくて寂しいだろうと、私が少し落ち込んでいると、混雑している中で一人だからこそ座席が取れたとも言えるんだから、ラッキー!だったと思うよう、パパからもなぐさめられる。
バァバのハワイ島行きが決定して、明日の朝早く出発とのことで、夕食を済ませ明日の準備をして、早めに休ませる。私も朝、集合場所まで送っていくので今夜はバァバの部屋のベッドで寝る事にする。娘の調子も良く、海に入っても腹痛は起こらず、また一層に元気になったみたい。
5日目
3/25
(木)
バァバ、ハワイ島一日観光へ


きまパパ&娘は海へ・きまママはショッピング

トイザラス

アラモアナSC
 レスポ大量購入

ビッグシティーダイナーで食事


バァバ&きまママ早朝4時半起床、5時集合場所の隣のホテルへ向かう。ツアーに参加するらしき人たちが集まっていて、時間ピッタリにバスが到着しバァバも乗り込む。他の人たちはみんな夫婦だったり、親子だったり、家族だったり・・・一人なのはバァバだけ。バァバは何も言わないけど、私は寂しい気持ちでいっぱい。一人で行かせるなんて、なんて親不孝なんだろう。バスを見送っていて涙が出てきた。少しでも楽しんでくれますように・・・。コンドに戻りベッドに入るがなかなか眠れない。
いつの間にか寝てしまったみたいで、起きたら9時近かった。私が起きて朝食の支度をしていると、娘が元気に起きてきた。昨夜はグッスリ眠れたようで、早速「海へ行こう!」と言い出す始末。パパも起こし朝食を済ませ、娘とパパはお昼まで海へ行くことになった。私は洗濯をしてから、ショッピングへ。フォリフォリで欲しい時計があったので、ショップを覗きに行った。希望通りのものがあり、日本よりちょっと安く買えた。DFSにも寄りコンドに戻る。
パパ達も戻りシャワーを浴びて、車でパールリッジのトイザラスへ。娘がタップリ、ウインドーショッピングを楽しみ(要するに何も買わない)、ロングスドラッグ、Kマートでお土産用のお菓子を買ってアラモアナへ。アラモアナのレスポでハワイ限定の「フラ」という柄のバッグを、きまパパ大量に購入。コレは後に、ネットでオークションに出品するつもりらしい。売れて元が取れると良いのだけれど・・・。
バァバは夜の7〜9時の間の飛行機で帰るとのことで、戻り時間がはっきりしなかったので、とりあえず7時半頃には戻ってみる。バァバまだ戻ってない。パッキングなどをしながら待つと、9時前に帰ってきた。ハワイ島のお天気も不安定だったとかで、見学できないところもあったらしいが、それでも1日楽しかったようで私達にまでお土産を買ってきてくれた。話し相手はいなかったみたいだけど、「ガイドさんもいたし退屈はしなかったよ」と言ってくれ、すこしだけホッとした。初めてのハワイで寂しい思いをさせちゃってゴメンネ(と、心の中で謝った・・・口には出さないのが私達親子)。
冷蔵庫の食料もほとんどないので、夕食は外へ出かけることに。以前TVで見た「ビッグシティーダイナー」に車で行く。コンドのドアマンに行き方を教えてもらったが、少しだけ迷った。やっぱり夜は標識も見にくくて、知らないお店を探すのは難しい。でもなんとか到着!ここは地元の人に人気とのことで、店内は観光客らしき外国人は私達だけで、お値段もリーズナブル。スープ・ステーキセット・フライドライスなどを頼んだが、どれもとてもボリューム満点で美味しかった。次もぜひ行きたいお店に加わった。
コンドに戻り娘を寝かしつけると、パッキング開始。あまり買い物はしていないつもりだったが、洋服(主に子供服)やお土産のチョコが案外がさ張り、スーツケース+ボストン1つになってしまった。バァバも買い込んだキルトやお土産用のナッツがなかなかの量で、一人分の荷物とは思えない。ご近所などへのお土産に律儀な世代だけに、自分の物以上にそういうものが多いのにまだ「足りるかな?」と心配している、お気の毒・・・。
パッキングを終えて、寝る前に最後の夜景を楽しみ就寝。
6日目
3/26
(金)
帰国

ホノルル空港 10:15発
NH1051
<<日付変更線通過>>
1時間半前にコンドを出発し、空港で車を返してから、チェックインカウンターヘ。個人の方は空いていて、並ぶことなくすんなり。空港でのんびりする時間もあまりなく、あっという間にハワイとお別れして、機上の人。娘の体調はすっかり回復したようで、何事もなかったかのように元気になった・・・しかし、機内でなぜか湿疹が出て少し痒がる。
7日目
3/27
(土)
成田空港 14:45着

バァバは叔父の家へ。
一家は空港内のクリニックへ


日暮里(スカイライナー)

タクシーで自宅
成田到着後も、娘の湿疹は治まらず、土曜日と言う事もあり自宅に戻っても病院は開いていない。空港内にクリニックがあることを思い出し、連れて行くことにした。バァバは千葉に住む叔父が迎えに来てくれていたので、入国審査を終え出てすぐ別れることになっていた。すんなり叔父夫婦とも会え、バァバとはお別れ。私達はクリニックへ向かうと、救急車が着いたばかりとかで30分ちょっと待たされた。ドクターが一人しかいないので仕方がない。娘の発疹を診てもらうと、小児科医ではないので何ともいえないが「薬疹ではないだろう」とのこと。とりあえずハワイでもらった薬は止めて、アレルギー性のカユミを抑える薬と現在の症状に合った薬を出してくれた。もうすっかり腹痛は治まっていたので、総合風邪薬ということのようだ。
おかげで家に戻る頃には、すっかりカユミも治まり、本当に体調は良くなった娘だが、ベトナムに引き続き、またまた保険を便利に使った一家。だけど娘は普段とても元気で皆勤賞タイプの子だ。今回の事で改めて子供の体調管理と、保険の重要性を思い知ったきまぐれ一家でした。
その後娘は、お腹も風邪も発疹も起こらず、本人すらもあれは何だったの?と思うほど元気に入学式に参加しておりました。
きまぐれ地球散歩
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